EXTRAVAGANZA28TH〜物語〜

昨日DANCEMASTERS EXTRAVAGANZA28TH
終演致しました。

ご来場頂きましたお客様、保護者の皆様、スタッフ、そして出演者の皆に
心より感謝致します。

1部から3部まで出演者一丸となり舞台をつくりました。
リハから本番まで誰1人欠けず、無事に幕を下ろせた事に
感謝感謝です。



本当に様々なご感想を多くの方に頂きました。
ベイビークラスの子達も皆勤賞で舞台に立てた事、本当によくがんばりました♡
小学生も笑顔満開で本当に楽しそうに踊ってくれて最高でした!
中高生はパフォーマンスしようとする情熱がひしひしと感じられ感動しました。


1部は各クラスのナンバーで、各クラスの色が出て良かったとおもいます!
色んな系統の踊りが披露できました。


2部は「盗まれた時計」(松本みゆき作)
クロック王国という時計に守られた国の物語。
大事な国の時計がピエロの怪盗に盗まれ、ミニオンズが追いつめ
捕まえるという明るく楽しいお話!!!!



3部「PETER IN OUR LAND」(杏音作)
は完全オリジナルのピーターパンのその後のお話ってのを書きました。

皆が知るピーターパンのその後のお話という設定。
ウェンディー達とのお話のあとの何十年後かの現代のお話。

ネバーランドは年を重ねない島のはずが、地球と宇宙の狭間に入り口があるため
知らず知らずのうちに地球の磁力に引き寄せられていました。
島の環境が少しずつ、地球に近寄っていってしまい、
いつしか「加齢し、変化する」島になっていました。
しかしそれを誰も知る由もありませんでした。

そういう経緯で、少し老けてしまったピーターパンと
体型が変化して(大きくなりすぎた)ティンカーベルが
ウェンディー達との旅と同じ様に地球へ来ます。
しかし、あのときと環境も生活も変わっている現代。

しかも、近年地球は各地で異常気象が起こっていたため
今回のピーターの旅路は困難そのものでした。
やっとの思いで、ある子供部屋に到着します。
そこにいたのは3姉妹。しかしウェンディー達の頃と全く違う光景。
ピーターはいつもの様に子供部屋に訪れますが不審者扱いされ
ティンカーベルも現れますが、信じる様子もない子供達。
ネバーランドへの冒険も拒否します。

しかし、悪天候はおさまることなくネバーランドへの帰る道を
失うピーター。
仕方なく、この三姉妹とともにこの世界で少し暮らしてみる事にしたのです。


まずはファンタジー感溢れる服装を今どきのファッションに買えるべく
買い物に姉妹と出掛けます。
ティンカーベルも物欲と食欲を満たし大満足の様子。

そして、三姉妹の生活もだいぶ分かって来ました。
長女はいつか本気で愛せる人を待っていました。
そんな長女と距離を近づけるピーター…そしてそれを見つめるティンク…。

次女には好きな子がいたけど、告白出来ずもじもじしているのを
ティンクの魔法で見事成就させます。

三女は恋なんかより、お姉ちゃんや母親からのお使いで
いっぱいいっぱい、だけど楽しい毎日。


そんな三姉妹と共にすごしていたある日、あるホームパーティーへ
みんなで向かいます。
しかし、そこには黒い二つの影が…
そう、あのフック船長とスミーがピーターを追ってこの世界へ付いてきて
いたのです。
ホームパーティーで長女とピーターがいい関係になっている事に気付いた
フックは長女をさらい、ピーターをおびき寄せました。
ネバーランドではなく、私達がすむこの世界で巻き起こる戦い。
お金で買われる輩、銃を渡されビビる少年…
警察のサイレンの音…
そして雷と突然の雨

しぶしぶ、ピーターとフックは休戦です。

ピーターは思います
このままでは、本当にネバーランドへ帰れなくなってしまう。
そんなときラジオから流れてくる天気予報
「続く雨、しかし明日のみ晴れ」
最近ではずっと見えなかったネバーランドへの道
右からに番目の星がやっと今夜見つかったのです…

一目散に帰ろうとするティンカーベルと
長女との別れに悩むピーター
しかし、彼には戻る場所があったのです。そこを捨てる事はできませんでした。


その日から、姉妹はピーターの姿を見る事はありませんでした…



数年後

三姉妹は、成長し三人で使っていた子供部屋も今は物置です。
そこを久々に訪れました。
懐かしいぬいぐるみや本、中にはピーターパンの童話の本も。

いつしか、長女はピーターパンの本を開き眠りに落ちてしまいました…。
次女と三女は起こす事なく、長女を大事な思い出の場所で眠らせました。

「わんわん」と犬の鳴き声で長女は目を覚まします。
目の前には見覚えのある赤い羽が。ピーターの帽子に付いていた物です。
拾った瞬間に、彼女の胸の中に暖かいものがふわっと広がりました…。







っとこんなお話だった今回の3部。
PETER IN OUR LANDという事でネバーランドではなく私達が住むこの世界で
巻き起こったファンタジーのお話。
故に実は主役はピーターではなく、3姉妹だったのです。
物語のテーマは、誰しも経験するであろう「人生の忘れられない人との時間」です。
それを三姉妹に当てはめる事で描きました。


・まだ恋も知らない三女。
・お飾りの様な恋にトキめく次女。
・いつまでも忘れられない恋をした長女。
・そしてそれを見守り、三人を生んだ母。
(母はあらゆる所で少しずつ登場しましたが、とても大事な役でした)
これがこの物語の軸でした。
つまり、愛する人を見つけ生きて行く女性の人生の過程を描きました。



ピーターとティンクというのは、人が持つ忘れられない人や時間の比喩の象徴です。
実際ピーターもティンクも存在しません。
しかし、キャラクターとして存在させ描く事で、人の人生における大事な時間を
ファンタジーとして演出しました。
実際のピーターパンのお話もそうだと思います。
だたら最後のシーン、「ピーターは結局帰ってきたの?」と聞かれる事が多かったのですが、本当に帰って来た…わけではなく
長女の心に永遠に彼は生き続けている…という事の具象だったわけです。


ピーターパンが老けてしまった!
ティンカーベルが本当に大き過ぎた!

それだけでも実際楽しめる様演出しましたし、キャストの皆も
本当に精一杯素晴らしく演じてくれて最高でした。
最高にピーターだったし、ティンカーベルでした。

そして三姉妹。
現代の設定で、自分たちと近いリアルな役を演じる事は逆に
難しいことだったと思いますが、本当に可愛くキュートに
そして心がどこかジーンとする演技をしてくれたこと。
本当に良かった。


物語を作り、演じ、舞台を創る事は深く深く考え作り込んでこそ
お客様の心に何か届く…そんな事にも改めて感じることができた作品となり
私自身の中にもずっと大切に生き続ける作品になるだろうと思います。


そして、その作品をつくるにあたり、舞台照明にも今回は無理をお願いし、
沢山の裸電球をご用意頂きました。


ダンスマスターズの舞台を作るに当たりもうなくてはならない存在となっている
照明のページワンプランニングの皆様には感謝しかありません。
特に濱田さん。長崎では稀有な方です。
本当に素晴らしい姿勢で舞台作りを共にしてくださいます。
今回も綺麗で素敵な照明を本当にありがとうございました。



今回の裸電球は星に見えたり、お家の照明に見えたり、
使い方次第で空間の魅せ方が大きく変わり、そして何より美しかった。


夜の部の最後に、一つの電球が落下するというアクシデントにも
見舞われましたが、誰も怪我なく、そんな出来事にも動揺せず
舞台上で演じきったキャストに心からの拍手でした。
これぞ演者ですね。

舞台の頭上には沢山の照明機材やつり物があり、基本危険です。
事故があってもおかしくないのが舞台です。
そんな事を改めて考え、より緊張感をもって舞台作りに挑める
いい機会にもなりました。



たくさんの皆様によって支えられ無事に幕を下ろす事ができ心から感謝です。
今回の舞台が「忘れられない時間」として少しでも存在できれば
何よりの幸せです。



ありがとうございました。


Dance Masters

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